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イシミカワ(石実皮・石見川)
タデ科/タデ属
学名  Polygonum perfoliatum 
撮影/August,13,2006

◎タデ科、つる性一年草。 

◎分布/日本全土。

◎長さ/1〜2m。

◎花期/7月〜10月。

◎生育地/道端、草地など。

・茎は下向きの棘があり、他のものにからんで伸びる。

・葉は互生し、長さ3〜6cmの三角形。

・茎先や葉腋に短い総状花序を出し、小さな淡緑色の花を10〜20個つける。花序の基部には丸い葉状の苞がある。

「果実」撮影/September,27,2007
 

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎タデ科 Polygonaceae

◎イヌタデ属 Persicaria

APG分類体系V/写真検索
撮影/October,03,2018
撮影/April,26,2021
「花」 撮影/May,11,2021
撮影/December,14,2022

・花後、花被は多肉質になって痩果を包み球形になる。球形の花被は直径3〜6mm、青藍色へ変わる。

・痩果は光沢のある黒色。
山野草(離弁花類)/写真検索はこちら
ロゼット(根生葉)・若葉/写真検索はこちら。
「痩果を包んだ花被/中の痩果」
「痩果」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間のタデ属は「ミズヒキ」「ミゾソバ」「タニソバ」「ママコノシリヌグイ」「アキノウナギツカミ」「イヌタデ」「ヤノネグサ」「オオイヌタデ」「ハナタデ」「サクラタデ」「シロバナサクラタデ」「イタドリ」「ミチヤナギ」など。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Polygonum perfoliatum」 → 「Persicaria perfoliata」。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

これまで「タデ属(Polygonum)」とされていたものを「ミチヤナギ属(Polygonum)」や「イヌタデ属(Persicaria)」など、幾つかに分ける見解があるようです。当サイトでは、山と渓谷社/増補改訂新版の『野に咲く花』『山に咲く花』を参考にしました。

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