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ハナタデ(花蓼)
タデ科/タデ属
学名  Polygonum caespitosum var. laxiflorum 
撮影/September,04,2006

◎タデ科、一年草。

◎別名/「ヤブタデ」。

◎分布/日本全土。

◎高さ/30〜60cm。

◎花期/8月〜10月。

◎生育地/林内、林縁など。

・茎の下部は地を這い、上部は立ち上がる。

・葉は互生し、長さ3〜9p、幅1.5〜3pの卵形〜長卵形。先端は細く尾状に尖り、中央に黒い斑紋があるものが多い。

・長さ3〜10pの穂状の花序を出し、淡紅色の小さな花をまばらにつける。

山野草(離弁花類)/写真検索はこちら

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎タデ科 Polygonaceae

◎イヌタデ属 Persicaria

APG分類体系V/写真検索
※判断自信度 ★★★★☆
※メモ 葉の幅や花序の長さ、花の濃淡には変化が多いようです。写真は綺麗に撮れていませんが、葉の形などで判断しました。葉先が急に細くなり、尾状にとがるのが特徴のようです。・・・少し不安なので4つ星。

同じ仲間のタデ属は「ミズヒキ」「イシミカワ」「ミゾソバ」「タニソバ」「ママコノシリヌグイ」「アキノウナギツカミ」「ヤノネグサ」「イヌタデ」「オオイヌタデ」「サクラタデ」「シロバナサクラタデ」「イタドリ」「ミチヤナギ」など。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Polygonum caespitosum var. laxiflorum」 → 「Persicaria posumbu」。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

これまで「タデ属(Polygonum)」とされていたものを「ミチヤナギ属(Polygonum)」や「イヌタデ属(Persicaria)」など、幾つかに分ける見解があるようです。当サイトでは、山と渓谷社/増補改訂新版の『野に咲く花』『山に咲く花』を参考にしました。

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