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つわぶき(石蕗)
キク科、ツワブキ属の常緑多年草
学名  Farfugium japonicum
摘み頃の若葉 撮影/March,08,2003

別名/つやぶき、つわ、つば

◎採取時期/葉柄は年中。若葉3〜4月。

◎採取場所/岩上や崖。山道。

◎花期/10〜12月。

◎利用部/葉柄、つぼみ、花、花茎。

・葉の裏に褐色の毛が密生している。常緑の宿根草で秋に黄色の花が咲く。

・葉は柄が長く深緑色で光沢(つや)があり、「ふき」に葉の形が似ていることから、この名があると言われている。

・山野草「ツワブキ」。
撮影/November,04,2003

 
 
 
 
食べ方  葉柄はきゃらぶき、煮もの、和えもの、炒めもの。つぼみや花は酢のもの。全体に褐色の綿毛をかぶった若葉があくがなく、食べやすい。
薬効  腫れ物、火傷、湿疹、肩こりなど、葉を火であぶって貼る。たむし、しもやけ、虫刺され、生の葉をもんでつける。詳しくはこちらへ

-----きゃらぶき作り------ 

 ふきやつわぶきの葉柄を煮込んだもの(本当のきゃらぶきは、ツワブキを佃煮にしたもの)。春から初夏の若く細い葉柄は、あくもなく皮もむかずにそのまま煮込んでも良い。あくが強い場合は、煮込む前にゆでて水にさらす。秋の葉柄はあくがあるので、煮込む前に重曹を少し入れた湯でゆでると良い。

@若いフキの葉柄を、根ごと抜かないように摘む。葉を落として葉柄だけを持ち帰る。

A葉柄を洗い5cm程に切り、醤油、みりん、砂糖、蜂蜜を入れふたをせずに煮込む。

B弱火でことこと煮て、汁が煮つまり、つやが出たら、出来あがり。

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