自然観察雑記帳> > 植物 > 山野草 >ムラサキケマン

自然観察雑記帳/サイト内検索
ムラサキケマン(紫華鬘)
ケシ科/キケマン属
学名  Corydalis incisa
撮影/April,20,2004

◎ケシ科、二年草。 

◎分布/日本全土。

◎高さ/20〜50cm。

◎花期/4月〜6月。

◎生育地/湿った林縁、草地など。


・「華鬘」は仏殿の欄間などを飾る仏具のことで、それに見立ててこの名がある。

・葉は2〜3回羽状に細かく裂ける。

・茎の上部に長さ4〜12cmの花序を総状につけ、4〜20個ほどの花をつける。

・花は長さ1.2〜1.8cm、筒状で紅紫色。まれに白花もある。
・花弁は4個。外側に2個、内側に2個あり、外側の上の花弁はうしろが距になってつきでる。

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots

◎キンポウゲ目 Ranunculales

◎ケシ科 Papaveraceae

◎キケマン属 Corydalis

APG分類体系V/写真検索
撮影/April,02,2021
撮影/April,27,2023
・果実は刮ハ。長さ1.5cmほどの狭長楕円形で柄の先に下向きに曲ってつく。
・種子は光沢のある黒色で長さ1.5〜2mm。蟻が好む種沈がつく。

有毒

山野草/写真検索はこちら
「未熟な果実」 撮影/April,17,2023
「熟した果実」 撮影/May,06,2023
「果実(刮ハ)と種子」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「キケマン」「ミヤマキケマン」「ジロボウエンゴサク」。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

2021年4月---写真を追加しました。

科名別索引  五十音順索引  写真・春

--関連ページ--

キケマン

ミヤマキケマン

ジロボウエンゴサク

ヤマエンゴサク

タケニグサ
観察帳へ  写真帳へ
 
 
 
戻る  表紙へ