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クサノオウ(瘡の王)
ケシ科/クサノオウ属
学名  Chelidonium majus var. asiaticum 
撮影/May,22,2003

◎ケシ科、二年草。

◎分布/北海道、本州、四国、九州。

◎高さ/40〜80cm。

◎花期/4月〜7月。

◎生育地/日当たりの良い草地、道端など。

・茎を切ると黄色の汁が出ることから「草の黄」とか、皮膚病に効くので「瘡の王」、薬草の王様という意味で「草の王」など、名前の由来ははっきりとはしていない。

・全体に縮れた毛があり、白っぽく見える。

・葉は1〜2回羽状に裂ける。

・葉腋から柄を出し、散形状に4〜10個の4弁花をつける。花は黄色で直径約2cm。

撮影/April,21,2011

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots

◎キンポウゲ目 Ranunculales

◎ケシ科 Papaveraceae

◎クサノオウ属 Chelidonium

APG分類体系V/写真検索
撮影/April,21,2023
「黄色の乳液」
「果実(刮ハ)」 撮影/April,21,2023

・果実は刮ハ。刮ハは3〜4cmの細長い円柱形で上向きにつく。

・種子は長さ1.4mmほどの卵球形、大きな種枕がつく。


・薬用。有毒
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「果実」 撮影/May,11,2023
「種子/熟すと黒くなる」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Chelidonium majus var. asiaticum」 → 「Chelidonium majus ssp. asiaticum」

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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