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ヤブタビラコ(藪田平子)
キク科/ヤブタビラコ属
学名  Lapsana humilis 
撮影/April,20,2004

◎キク科、二年草。

◎分布/北海道、本州、四国、九州。

◎高さ/20〜40cm。

◎花期/5月〜7月。

◎生育地/道端、藪、田畑など。

・「コオニタビラコ」に似て、やぶのような所に生えるのでこの名がある。

・根生葉はやや立ち上がり、長さ5〜15cm、幅1.5〜3cmで頭大羽状に深裂する。全体に柔らかく、軟毛が多い。

撮影/March,17,2014

・上部で枝分かれした先に直径8mmほどの黄色い花をつける。18〜20個の舌状花からなる。

・総苞は円筒形。内片は7〜8個、外片は鱗片状。
撮影/April,26,2014
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---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎キキョウ類 Campanulids
 (真正キク類U Euasterids U)

◎キク目 Asterales 

◎キク科 Asteraceae

◎ヤブタビラコ属 Lapsanastrum 

APG分類体系V/写真検索
撮影/April,17,2023
・花後、頭花は下向きになり総苞は卵球形になる。
・そう果は赤褐色、長楕円形で平たく、長さ2.5〜3mm。冠毛は無い。
「総苞」
「そう果」 撮影/April,22,2023
「そう果」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ ヤブタビラコ属は、そう果に冠毛が無いのが特徴。同じヤブタビラコ属「コオニタビラコ」。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名 「Lapsana humilis」 → 「Lapsanastrum humile」。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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