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ノニガナ(野苦菜)
キク科/ニガナ属 
学名  Ixeris polycephala 
撮影/April,19,2023

◎キク科、多年草。

◎分布/本州、四国、九州。

◎高さ/15〜40cm。

◎花期/4月〜5月。

◎生育地/水田の周りなどやや湿り気のある所。

・根生葉は長さ10〜25cm、幅0.7〜1.7cmの線状披針形で先端は鋭くとがる。

・茎葉は長さ7〜15cmの広線形で、先は細く長くとがり、基部は両側が鋭くとがった矢じり形になり茎を抱く。
「総苞」

・茎先や枝先に直径約8mmの黄色の頭花を数個ずつつける。

・総苞は長さ5〜6mm、果期には円錐形になる。

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎キキョウ類 Campanulids
 (真正キク類U Euasterids U)

◎キク目 Asterales 

◎キク科 Asteraceae

◎タカサゴソウ属 Ixeris 

APG分類体系V/写真検索
「茎葉」
「茎葉の基部」
・そう果は長さ3〜3.5mmの紡鐘形、稜が高く翼状になる。
山野草(合弁花類)/写真検索はこちら
「そう果/冠毛」
「そう果」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 「Ixeris」はニガナ属からタカサゴソウ属に変更しました。それにより、同じニガナ属だった「ハマニガナ」「ジシバリ」「オオジシバリ」は、タカサゴソウ属になりました。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

ニガナ」でも「ハナニガナ」でもない、「ジシバリ」や「オオジシバリ」とも違う、何か雰囲気が違う花だなぁと思いながら写真を撮って帰りました。
調べると、個体数も少なく絶滅危惧種に指定している地域もあるようで、今まで見なかった事を納得。周りに数株ありましたが生き延びて欲しいですね。

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