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モズ(百舌、鵙)
スズメ目/モズ科
学名 Lanius bucephalus  英名 Bull-headed Shrike
「雄」 撮影/January,27,2006

◎生活型/留鳥または漂鳥。

◎分布/全国。

◎生息地/林縁、農耕地、公園など。

◎見られる時期/一年中。

◎大きさ/L 20cm。W 27cm。

◎飛び方/波状飛行。

・留鳥または漂鳥として全国に分布。北方や山地のものは冬に暖地や南方へ移動する。

・百舌(もず)と言う名は、いろいろな鳥の鳴き真似をすることから付けられた。

・主に昆虫類やトカゲなどの爬虫類、カエル、ミミズなどを捕食する。
・「キュウ キュウ」とゆっくりしたテンポで鳴く。
撮影/April,19,2008

・[雄] 頭は褐色で、背は灰褐色。尾、翼とも黒褐色で、初列風切の基部に白斑がある。過眼線は黒色。

・下面は橙褐色。嘴は黒く、先端がカギ状になる。足は黒い。
・[雌] 初列風切の白斑は無く、過眼線は褐色。胸・腹・脇に波状の横斑がある。
「雛」 撮影/April,28,2008
・初秋から始まる縄張り宣言のさえずり「モズの高鳴き」は「キィ キィ キィ・・・」 「キリッキキ キリ キリ・・・」などと鳴く。

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「雄・若鳥 ? 」 撮影/January,25,2009
「雄」 撮影/March,17,2016

---日本鳥類目録/改訂第7版---
(日本鳥学会・2012年)

◎鳥綱 Aves

◎スズメ目 Passeriformes

◎モズ科 Laniidae

◎モズ属 Lanius

◎モズ Lanius bucephalus
「若鳥」 撮影/December,05,2016
「雌 ?」 撮影/December,19,2016
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 昆虫やカエルなど獲物を小枝などに刺し保存する習性があり、そのことを「百舌のはやにえ」と言う。冬の餌不足に備えるためとか、縄張りを主張するためとか、ただ単に食べ残しとか、いろいろな説があるらしい。

2014年12月---2012年発行の『日本鳥類目録/改訂第7版』による新しい分類体系を追加表記しました。
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