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コハクチョウ(小白鳥)
カモ目/カモ科
学名 Cygnus bewickii ()  英名 Bewick's Swan ()
撮影/February,07,2008

◎生活型/冬鳥。

◎分布/北海道〜本州。

◎生息地/湖沼、河川、内湾など。

◎見られる時期/10月〜4月。

◎大きさ/L 120cm。
    W 180〜225cm。

◎飛び方/直線飛行。

・冬鳥。秋に北海道に渡来し、その後越冬地へ南下する。
・越冬地は東北南部から北陸の湖沼などで、新潟県が多い。
・主に群れで行動する。朝に採食場の水田に飛び立ち、採食と休息を繰り返して夕方にねぐらへ帰る。

「若鳥」
・雌雄同色。全体に白色。
・嘴は黒く、基部は黄色。「オオハクチョウ」より嘴の黄色い部分が小さく、先の方にとがってない。
・若鳥の羽色は褐色味を帯び、嘴はピンク色をしている。
撮影/February,24,2020
・落ち穂やイネ科植物の種子、その根などを採食する。
・「ホゥ」「コゥ」と大きな声で鳴く。

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「嘴の黄色部」

---日本鳥類目録/改訂第8版---
(日本鳥学会・2024年)

◎鳥綱 Aves

◎カモ目 Anseriformes

◎カモ科 Anatidae

◎ハクチョウ属 Cygnus

◎コハクチョウ
Cygnus columbianus
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 嘴の黄色部の形から「コハクチョウ」と判断しましたが、それにしては頸が長めだなと感じました。図鑑によると、頸が長めのものと短めのものとの二つのタイプが居て、越冬地が異なる場合が多いそうです。また、嘴の黄色い部分は個体によって差があるそうです。

2014年12月---2012年発行の『日本鳥類目録/改訂第7版』による新しい分類体系を追加表記しました。
()学名「Cygnus bewickii」→「Cygnus columbianus」。
英名「Bewick's Swan」→「Tundra Swan」。

日本には「亜種コハクチョウ」と「亜種アメリカコハクチョウ」が渡来する。

2020年2月---久しぶりの出会い、写真を追加しました。

2025年6月---2024年『日本鳥類目録/改訂第8版』の発行に伴い分類体系表を手直し、更新。『日本鳥類リスト・690種/ 1 / 2 / 3 / 4 』を作成しました。
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