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ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科/ミズキ属
学名 Cornus kousa
撮影/May,12,2004

◎被子植物/双子葉 離弁花。

◎別名/「ヤマグワ」。

◎分布/本州、四国、九州。

◎樹形/落葉高木。

◎樹高/5〜15m。

◎花期/5〜7月。

◎生育地/山地の林内や草原など。

・葉は対生。長さ4〜12cm、幅は3〜7cmの広楕円形または広卵状楕円形。ふちは全縁で波打ち、先端は尖る。

・花は葉の展開後に開花。花弁のように見えるのは総苞片で、長さ3〜8cmの卵形または長楕円状卵形。

・「山の幸
「果実」
・総苞片の中心に淡黄緑色の小さな花を20〜30個密集してつける。
・花弁は長さ約2.5mmで4個ある。雄しべは4個、花柱は1個。

樹木/写真検索
離弁花類(1) (2)
合弁花類・単子葉類・裸子植物
「花」 撮影/May,22,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids

◎ミズキ目 Cornales

◎ミズキ科 Cornaceae

◎ミズキ属(サンシュユ属) Cornus 

APG分類体系V/写真検索
「果実」 撮影/November,01,2023

・果実は核果が集まった集合果。直径1〜1.5cmの球形で、9〜10月に赤く熟す。

・核は1〜5個。直径3〜6mm、形も大きさもまちまち。
「果実/核」
「核」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 総苞片は白色、淡紅色、縁だけが紅色を帯びるものなどがあるようで、紅色を帯びるものを「ベニヤマボウシ」と言うらしい。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。
独立した「ヤマボウシ属」として扱うこともあるそうです。

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