自然観察雑記帳> > 植物 > 山野草 >カラスウリ

自然観察雑記帳/サイト内検索
カラスウリ(烏瓜)
ウリ科/カラスウリ属
学名  Trichosanthes cucumeroides
「花」 撮影/August,12,2004

◎ウリ科、つる性多年草。

◎別名/タマズサ。

◎分布/本州、四国、九州。

◎花期/8月〜9月。雌雄異株。

◎生育地/林の縁や藪。

・葉は長さ、幅とも6〜10cmの卵心形または腎心形で、ふつう3〜5裂する。表面には粗い毛が密生し光沢はない。

・花は日が暮れてから開き、夜明け前にはしぼむ。

薬用

山野草/写真検索はこちら
「果実」 撮影/November,13,2015
「若い果実」

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎バラ類 Rosids
◎マメ類 Fabids
 (真正バラ類T EurosidsT)

◎ウリ目 Cucurbitales

◎ウリ科 Cucurbitaceae

◎カラスウリ属 Trichosanthes

APG分類体系V/写真検索
「若い果実/雌株」
「蕾/雄株」 撮影/July,30,2018
「果実」 撮影/January,13,2021
・果実は液果。長さ5〜7cmの球形や楕円形。未熟な時は緑色で縦縞があり、熟すと朱赤色になる。
・種子は「カマキリ」の頭部に似た形をしている。
「果実の内部」
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間に、果実が黄色に熟する「キカラスウリ」がある。仲間は違うが、果実が小さい「スズメウリ」がある。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

2022年12月---種子の写真を追加しました。別名の「タマズサ(玉章、玉梓)」は、この種子の形を「結び文」に例えたものだそうです。

科名別索引  五十音順索引  写真・秋

--関連ページ--

ゴキヅル

スズメウリ

アレチウリ

カナムグラ

ガガイモ
観察帳へ  写真帳へ
 
 
 
戻る  表紙へ