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カラスウリ(烏瓜)
ウリ科、カラスウリ属のつる性多年草
学名   Trichosanthes cucumeroides
撮影/November,01,2003

別名/「からすのまくら」

◎分布/東北南部〜九州。

◎薬用部位/根(王瓜根)、果実(王瓜)。

◎薬効/根、果実は、利尿、催乳。果実は、しもやけ、あかぎれ、ひび。

◎採取時期/秋〜冬。

◎花期/8月〜9月。

・根は秋に掘り、皮を除ききざんで天日乾燥する。果実は赤く熟したものを生で用いる。

・利尿、催乳には、乾燥品3〜5gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・しもやけ、あかぎれ、ひびには、果実をつぶして汁を患部に塗る。

「蕾」 撮影/August,29,2003 
撮影/August,12,2004
撮影/January,13,2021
・果実が赤くならない「キカラスウリ」も同様に利用でき、根からデンプンを採取したものを天瓜紛(てんかふん)と言い、あせもの薬になる。

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