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ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
シソ科/オドリコソウ属
学名  Lamium purpureum
撮影/March,31,2006

◎シソ科、二年草。 

◎分布/ヨーロッパ原産(帰化植物)。

◎高さ/10〜25cm。

◎花期/4月〜5月。

◎生育地/道端、畑など。

・1893年に東京で見出され、現在は全国各地で普通に見られる。「オドリコソウ」に比べて小さいことからこの名がある。

・茎は下部で分枝して立ち上がる。

・葉は密に対生し、長さ1.5〜3cmの卵円形で紅紫色を帯びる。

・上部の葉腋に長さ1cmほどの淡紅色の唇形の花をつける。 
「白花種」 撮影/March,19,2013
・花の色が白いものを「シロバナヒメオドリコソウ」と呼び、区別することもある。
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撮影/February,17,2014

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎シソ類 Lamiids
 (真正キク類T Euasterids T)

◎シソ目 Lamiales 

◎シソ科 Lamiaceae

◎オドリコソウ属 Lamium 

APG分類体系V/写真検索
撮影/April,17,2023
「萼/若い果実」
「萼の中の果実」
「果実/分果」

・果実は分果。萼の中に4個ある。

・分果は濃褐色に白色の斑、3稜形で基部に種沈(エライオソーム)がつく。
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「オドリコソウ」「ホトケノザ」など。また。同じ帰化植物で「モミジバヒメオドリコソウ」と言うのがあるらしいが、見たことがない。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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