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ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)
キンポウゲ科/キンポウゲ属
学名  Ranunculus cantoniensis
撮影/May,20,2006

◎キンポウゲ科、多年草。

◎分布/本州、四国、九州、沖縄。

◎高さ/40〜60cm。

◎花期/3月〜7月。

◎生育地/田のあぜや湿地など。

・「キツネノボタン」に良く似ているが、茎や葉柄に毛が多いことでこの名がある。

・茎は直立し、よく枝を出す。葉は3出複葉で、小葉はさらに3裂する。全体に毛が多い。

・花は黄色で直径約1cm。

撮影/February,10,2014
キツネノボタン」より毛が多く、小葉の幅が狭く鋸歯は鋭く尖る。
撮影/April,20,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots

◎キンポウゲ目 Ranunculales

◎キンポウゲ科 Ranunculaceae

◎キンポウゲ属 Ranunculus

APG分類体系V/写真検索

有毒

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・果実は、痩果が多数集まる集合果で球形になる。

・痩果は長さ約4mmの扁平な広倒卵形で花柱が残る。
・本種の花柱はあまり曲らないが、「キツネノボタン」の花柱はカギ状に曲る。
「茎」 撮影/May,01,2023
「果実(集合果)
「果実」
「痩果/先はあまり曲らない」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「キツネノボタン」「ウマノアシガタ」タガラシ」など。帰化植物では「トゲミノキツネノボタン」「イボミキンポウゲ」があるが見たことはない。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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