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オニノゲシ(鬼野罌粟)
キク科/ノゲシ属
学名  Sonchus asper
撮影/May,22,2006

◎キク科、二年草。

◎分布/ヨーロッパ原産(帰化植物)。

◎高さ/50〜100cm。

◎花期/4月〜10月。

◎生育地/道端、荒地など。

・「ノゲシ」に似ているが、葉に棘があり、全体に荒々しい感じがすることでこの名がある。

・明治時代に渡来し、現在は全国に普通に見られる。

・葉は長さ15〜25cmで羽状に切れ込む。縁は棘状となり触ると痛い。基部は耳状となって茎を抱く。

・茎先に直径約2cmの黄色い花をつける。
「根生葉」 撮影/February,17,2014

・果実は痩果。平たくて長さ2〜3mm、両面に3本の稜があり、縁は翼状。

・冠毛は白色で長さ6〜7mm。
山野草(合弁花類)/写真検索はこちら
ロゼット(根生葉)・若葉/写真検索はこちら。
撮影/April,19,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎キキョウ類 Campanulids
 (真正キク類U Euasterids U)

◎キク目 Asterales 

◎キク科 Asteraceae

◎ノゲシ属 Sonchus 

APG分類体系V/写真検索
「茎葉」 撮影/April,12,2021
「冠毛」 撮影/April,30,2021
「果実(痩果)」
「果実(痩果)」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「ノゲシ」「ハチジョウナ」「タイワンハチジョウナ」。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

2021年4月---写真を追加しました。

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