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チョウジチチタケ(丁字乳茸)
カラハツタケ属(チチタケ属) Lactarius Pers.
学名 Lactarius quietus (Fr.) Fr.
撮影/October,27,2014
◎担子菌門   [Basidiomycota]
◎ハラタケ亜門 [Agaricomycotina]

◎ハラタケ綱  [Agaricomycetes]

◎亜綱 -----

◎ベニタケ目  [Russulales]

◎ベニタケ科  [Russulaceae]
◎カラハツタケ属[Lactarius]

・[Lactarius] (乳液のある)
・[quietus]→平静な。
◎発生時期/夏〜秋。

◎発生場所/ブナ科樹林下。

◎生え方/地上に散性、群生。
◎大きさ/中形。傘径3〜7cm。柄長3〜7cm。

◎分布/日本、欧州、北米。

◎食・毒/不明。

・子実体/傷つくと白色の乳液が分泌され、ただちにクリーム色に変わる。
・傘/饅頭形→中央窪む饅頭形→浅い漏斗形。淡黄褐色地に黄褐色〜暗茶褐色の環紋があり、湿時は弱い粘性がある。
・柄/径0.4〜1cmの円柱形〜下方やや太い。表面は淡褐色で基部に同色の軟毛を密生する。
・ひだ/直生〜垂生。密。白色で赤みを帯びる。
・肉/類白色で表皮下は広く表面色を帯びる。
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※判断自信度 ★★★★★
※メモ 名は乾燥すると丁字の香りがすることから。似た「ニオイワチチタケ」の乳液は白色半透明で変色はせず、乾燥するとカレーの様なにおいがするそうです。

2016年9月---「ニオイワチチタケ」を追加しました。カレーの匂いが凄いです。
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