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コムラサキ(小紫)
鱗翅目(チョウ目)/タテハチョウ科/タテハチョウ亜科(コムラサキ亜科)
学名 Apatura metis   英名 Freyer's emperor
「雄」 撮影/August,08,2009
「成虫」

◎分布/北海道、本州、四国、九州。

◎時期/5〜9月。

◎大きさ/前翅長32〜42mm。

◎越冬状態/「幼虫」。
・雄の翅表に紫色の幻光が浮かび出る美しいタテハチョウの仲間。
・平地〜山地のヤナギ類の生える林などで見られ、樹液や獣糞などに好んで集まる。
「雌」 撮影/September,29,2009

・通常年3〜4回、寒冷地では年1〜2回発生する。

・翅表は雄では瑠璃色に輝き、雌では淡い茶褐色。翅裏は橙褐色、後翅中央部に白帯がある。
「黒化型」 撮影/August,18,2010
【分類】
◎動物界     [Animalia]
◎節足動物門  [Arthropoda]

◎昆虫綱     [Insecta]

◎鱗翅目     [Lepidoptera]

◎アゲハチョウ上科
 [Papilionoidea]
◎タテハチョウ科
 [Nymphalidae]
◎コムラサキ亜科
 [Apaturinae]
◎コムラサキ属  [Apatura]
「吸水」 撮影/August,08,2013
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「終齢幼虫」 撮影/September,06,2014
「幼虫」

◎大きさ/体長 約35mm(終齢)。

◎食草/ヤナギ科「ネコヤナギ」「バッコヤナギ」「シダレヤナギ」など。


・体は細長い緑色で、全体に黄色い微小突起を散布。腹部第4節に一対の突起がある。 
「一齢幼虫(上)/蛹(右)」 
「卵」 撮影/June,06,2015
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 見る角度によって翅が紫色に見えたり、見えなかったり・・・感激でした。

2010年8月---翅が全体に黒っぽく、中央の帯が白色をした写真を追加しました。遺伝的変異の例として知られているらしく、このタイプは少ないそうです。ネットで調べると、正式には「コムラサキ・黒化型」で、「クロコムラサキ」と呼ばれているとのこと、紫色に輝いてとても美しかったです。

2014年9月---「幼虫」と「蛹」の写真を追加しました。
2015年6月---「卵」の写真を追加しました。

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