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おおなるこゆり(大鳴子百合)
ユリ科、アマドコロ属の多年草
学名  Polygonatum macranthum
撮影/June,09,2003

別名/やまなるこゆり

◎採取時期/4月〜5月。

◎採取場所/山地の草原、林。

◎花期/5月〜7月。

◎利用部/若芽、若茎。

・鈴なりになった花が、ぶつかりあって音を出すようなので、「鳴子百合」の名がついた。

・葉が開く前の若芽を摘む。山のアスパラガスと言い、風味があり美味しい。

良く似た「あまどころ」も、一回り小型の「なるこゆり」も同様に食べられる。

若芽時が、有毒の「ほうちゃくそう」 「すずらん」によく似ているので注意する。
食べ方  おひたし、和えもの、汁の実、酢のもの、天ぷら、炒めもの。天ぷらは、生のまま薄く衣をつけて揚げる。和えもの、おひたしは塩茹でして、水にさらし料理する。
薬効  根茎は、疲労倦怠、食欲不振、咳、のどの渇きに効果がある。秋に、根茎を掘り取って細かく刻み、天日乾燥させたものを煎じて飲む。

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