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どくぜり(毒芹)
セリ科、ドクゼリ属の多年草
学名  Cicuta vliosa
撮影/May,18,2003

別名  おおぜり、うまぜり、ばかぜり

◎生育地  湿地、水田。

◎毒のある部分  全体。

◎似た山菜  「せり

◎間違える時期  春の若葉の時期。

◎花期  6月〜8月。

・三大毒草「どくぜり」 「どくうつぎ」 「とりかぶと」の一つ。

・良く見ると、「せり」とは葉の形が違うことが分かるが、同じような環境で生育するので注意する。

・葉は羽状複葉で、高さは1m程に成長する。ここまで成長すると、間違って摘むことはまずない。

「根茎」

・「せり」との大きな違いは、「どくぜり」は、はるかに大形になり、茎が太く中空で、太い竹状の根茎がある。その根茎の節々から太い根をたくさん出している。

・山野草「ドクゼリ」「セリ」。
症状  毒成分はムクトキシン。全草に含まれているが、主に地下茎や根に多く含んでいる。誤食すると、1時間半から2時間で症状が出て、嘔吐、腹痛、神経錯乱、呼吸困難のあと、死亡する。

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