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オモダカ(面高)
オモダカ科/オモダカ属
学名  Sagittaria trifolia
「雌花」 撮影/October,06,2007

◎オモダカ科、多年草。

◎別名/「ハナグワイ」。

◎分布/日本全土。

◎高さ/20〜80cm

◎花期/8月〜10月。

◎生育地/水田、池、沼など。

・人の顔を思わせる葉身が、水面から高く伸び出た葉柄についていることから「面高」の名がある。

・葉は長さ7〜15pの矢じり形。基部の2個の裂片は、頂片より長く、先端は尖る。

・高さ20〜80pの花茎を出し、上部に直径1.5〜2pで白色の花を3個ずつ輪生する。

・雌雄同株。花序の上部に雄花、下部に雌花がつく。
撮影/October,03,2015
「葉」
「葉先」
「若い果実」
「雄花」

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots

◎オモダカ目 Alismatales

◎オモダカ科 Alismataceae

◎オモダカ属 Sagittaria

APG分類体系V/写真検索
「果実/集合果」
・果実は痩果。扁平で広い翼のある痩果が多数集まって球形になる。
・痩果の中央には馬蹄形の胚がある。
山野草/写真検索はこちら
「果実(痩果)」
「胚」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「ウリカワ」「アギナシ」。おせち料理の材料「クワイ(慈姑)」は、本種の変種、水田などで栽培され全体に大型。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

2015年10月---写真を追加しました。前回の写真よりも葉が細いので、よく似た「アギナシ」かと思いましたが、葉先が尖っていることから本種と判断しました。「アギナシ」の葉先は尖らずに丸みを帯びるようです。

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