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センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科/センニンソウ属
学名  Clematis terniflora
撮影/August,23,2006

◎キンポウゲ科、つる性半低木。

◎分布/日本全土。

◎花期/8月〜9月。

◎生育地/道端、林縁など。


・花後に花柱が伸び、白くて長い毛が密生することで、仙人のヒゲや白髪に例えたものと言われている。

・茎はよく分枝して広がり、ほかの木や草にからむ。

・葉は対生し、3〜7個の小葉からなる羽状複葉。小葉は長さ3〜7cmの卵形または楕円形で先は突出する。

・葉腋から円錐花序を出し、直径2〜3cmの白色の花を多数つける。
「若い果実/痩果」
撮影/September,11,2006
・萼片は4個で花弁のように見える。雌しべは数個、雄しべは多数ある。
・果実は痩果で長さ7〜8mmの扁平な卵形、花後に伸びた白くて長い毛のある花柱が残る。
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撮影/September,05,2015

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots

◎キンポウゲ目 Ranunculales

◎キンポウゲ科 Ranunculaceae

◎センニンソウ属 Clematis

APG分類体系V/写真検索
「果実/痩果」 撮影/October,26,2022
「痩果」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「ボタンヅル」「ハンショウヅル」。白い花びらのように見えるものは花弁ではなく萼片で4個ある。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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