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ボタンヅル(牡丹蔓)
キンポウゲ科/センニンソウ属
学名  Clematis apiifolia
撮影/September,20,2006

◎キンポウゲ科、つる性半低木。

◎分布/本州、四国、九州。

◎花期/8月〜9月。

◎生育地/山野など。

・葉がボタンの葉に似ていることからこの名があるらしい。

・葉は1回3出複葉。小葉は長さ3〜5cmの広卵形で先はとがり、不ぞろいの鋸歯がある。

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「若い果実(痩果)」

・花は葉腋に多数つけ、花弁状の萼片が4個ある。

・痩果は長さ4mmの卵形で開出毛がある。
・そう果の先には花のあと1〜1.2cmほどに伸びて羽毛状になった花柱が残る。
撮影/August,10,2007
撮影/August,24,2015

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots

◎キンポウゲ目 Ranunculales

◎キンポウゲ科 Ranunculaceae

◎センニンソウ属 Clematis

APG分類体系V/写真検索
撮影/October,18,2023
「痩果」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間の「センニンソウ」とは葉の形が違うことで判断出来ます。変種の「コボタンヅル」は葉が2回3出複葉とのことです。

2007年8月---花の写真を追加しました。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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