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チガヤ(千茅)
イネ科/チガヤ属
学名  Imperata cylindrica var. koenigii
「果期の花序」 撮影/June,05,2006

◎イネ科、多年草。

◎別名/「ツバナ」。

◎分布/日本全土。

◎高さ/30〜80cm。

◎花期/5月〜6月。

◎生育地/海岸、河原、野原など。

・群がって生えることから、千のカヤの意味でこの名がある。

・葉は長さ20〜50cm、幅0.7〜1.2cmの線形。

・花序は長さ10〜20cmの円柱状。

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots
◎ツユクサ類 Commelinids

◎イネ目 Poales

◎イネ科 Poaceae

◎チガヤ属 Imperata

APG分類体系V/写真検索
「花期の花序」 撮影/May,22,2006
撮影/April,06,2021
「紫色の葯と柱頭」
撮影/December,27,2022

・小穂は長さ約4mmで、基部に長さ約1.2cmの絹毛が密生する。

・食用。薬用。
山野草/写真検索はこちら
「小穂/絹毛」
「毛を取り除いた小穂」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 若い花には甘みがあって食べられる。漢方では根茎を茅根(ぼうこん)と呼び、利尿、止血に用いられる。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

2021年4月---写真を追加しました。

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