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ネナシカズラ(根無葛) |
ヒルガオ科/ネナシカズラ属 |
学名 Cuscuta japonica |
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◎ヒルガオ科、一年生の寄生植物。
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◎分布/日本全土。
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◎花期/8〜10月。
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◎生育地/日当たりの良い山野。
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・根は発芽する時にはあるが、寄生すると枯れてなくなる。 |
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・茎はつる状で紫褐色の斑点があり、他の植物に絡んで養分を吸い取る。
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・葉は長さ2o以下の鱗片状に退化している。
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・花序は短かい穂状で、白い花を多数つける。花冠は長さ約4mmで5裂する。 |
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・花柱が1個しかないのが特徴、他のネナシカズラ属には2個ある。 |
・果実は刮ハ。直径4〜5mmの卵形。 |
・種子は1〜4個。長さ3mmほど。 |
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---APG分類体系V(2009年)---
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◎被子植物 Angiosperm |
◎真正双子葉類 Eudicots |
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots |
◎キク類 Asterids |
◎シソ類 Lamiids
(真正キク類T Euasterids T) |
◎ナス目 Solanales
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◎ヒルガオ科 Convolvulaceae
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◎ネナシカズラ属 Cuscuta
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※判断自信度 |
★★★★★ |
※メモ |
ヒルガオ科だが、ネナシカズラ科として分ける見解もある。同じ仲間に「ハマネナシカズラ」「マメダオシ」、帰化植物では「アメリカネナシカズラ」がある。「アメリカネナシカズラ」の花はかたまってつき、穂状にならないので見分けられる。
2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。
2015年9月---写真を追加しました。「アメリカネナシカズラ」を見る機会は多いですが、本種はあまり見かけません。 |
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