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ヤブラン(藪蘭)
ユリ科/ヤブラン属 
学名  Liriope platyphylla 
撮影/July,19,2006

◎ユリ科、多年草。

◎分布/本州、四国、九州、沖縄。

◎高さ/30〜50cm。

◎花期/8月〜10月。

◎生育地/山野の木陰など。


・葉が蘭に似て、ヤブに生えることからこの名がある。

・葉は根生し、長さ30〜60cm、幅0.8〜1.2cmの線形。

・花茎は高さ30〜50cm直立し、先端に長さ8〜12cmの花序をつけ、淡紫色の花を数個ずつ束生する。花被片は長さ約4mmで6個ある。

薬用

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撮影/July,24,2015

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots

◎クサスギカズラ目 Asparagales

◎クサスギカズラ科 Asparagaceae

◎ヤブラン属 Liriope

APG分類体系V/写真検索
撮影/September,30,2022
「若い種子」
撮影/November,02,2022
・果実は刮ハ。果皮が成熟する前に落ち、種子がむきだしになって成熟する。

・種子は直径6〜8mmの球形で、熟すと光沢のある黒色になる。

「熟した種子」
「種子と種皮を剥いたもの」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間に、小型の「ヒメヤブラン(L. minor)」がある。
ヤブラン属とジャノヒゲ属は、種子がむき出しになって果実のように見えるのが特徴。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Liriope platyphylla」 → 「Liriope muscari」。

「ヤブラン属(Liriope)」は、「ユリ科」から「クサスギカズラ科」へ変更。
クサスギカズラ科は、キジカクシ科、アスパラガス科とも言います。

APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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