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フモトスミレ(麓菫)
スミレ科/スミレ属
学名  Viola sieboldii
撮影/March,30,2013

◎スミレ科、多年草。 

◎分布/本州(岩手県以西)、四国、九州。

◎高さ/3〜6cm。

◎花期/3〜5月。

◎生育地/山地、丘陵地など。

・名前は山のふもとに多く見られることから。

・葉は長さ1〜3cmの卵形または広卵形で基部は心形。

・花は直径7〜10mmで白色、唇弁に紫色のすじがある。

・距は長さ2〜3mmで紅紫色を帯びる。

・花柱はカマキリの頭形、側弁の基部には毛が密生する。
山野草(離弁花類)/写真検索はこちら
撮影/March,29,2023

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎バラ類 Rosids
◎マメ類 Fabids
 (真正バラ類T EurosidsT)

◎キントラノオ目 Malpighiales

◎スミレ科 Violaceae

◎スミレ属 Viola

APG分類体系V/写真検索
「葉裏」
「若い果実(刮ハ)」 撮影/April,28,2023

・果実は刮ハ。熟すと3裂して種子を出す。

・種子は長さ1.5mmほどの倒卵形。アリが好む種沈がつく。
「果実/種子」 撮影/May,15,2023
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 葉脈に白い斑が入るものを「フイリフモトスミレ」と言う。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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