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ヤブジラミ(藪虱)
セリ科/ヤブジラミ属
学名  Torilis japonica
撮影/May,29,2003

◎セリ科、二年草。 

◎分布/日本全土。

◎高さ/30〜70cm。

◎花期/5月〜7月。

◎生育地/野原、道端、藪など。

・果実が衣類にくっつくのをシラミに例えてこの名がある。

・葉は長さ5〜10cmの2〜3回羽状複葉で、小葉は細かく切れ込む。

・枝先に小形の複散形花序を出し、白色の小花をつける。小散形花序の小花は4〜10個。

撮影/June,29,2015

薬用

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撮影/May,06,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎キキョウ類 Campanulids
 (真正キク類U Euasterids U)

◎セリ目 Apiales 

◎セリ科 Apiaceae

◎ヤブジラミ属 Torilis 

APG分類体系V/写真検索
「果実」 撮影/July,22,2023

・果実は分果。長さ2.5〜3.5mmの卵状長楕円形でカギ状に曲がった刺毛が密生する。

・熟すと淡褐色になり、2つに分かれて落ちる。
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間でよく似たものに「オヤブジラミ」がある。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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