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ヒメウズ(姫烏頭)
キンポウゲ科/オダマキ属
学名  Aquilegia adoxoides
撮影/May,31,2006

◎キンポウゲ科、多年草。

◎分布/本州(関東以西)、四国、九州。

◎高さ/10〜30cm。

◎花期/3月〜5月。

◎生育地/山麓の草地や道端。

・茎には軟毛がある。

・根生葉は3出複葉で長い柄がある。小葉は2〜3裂し、裂片はさらに浅く2〜3裂する。茎葉の柄は短く、基部は茎を抱く。

・花はやや紅色を帯び、直径4〜5mmで下向きに咲く。萼片は花弁状。花弁は萼片より小さく直立する。
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「根生葉」 撮影/March,04,2014
・ウズとは「トリカブト」のことだが本種はオダマキ属。ヒメウズ属(Semiaquilegia)とする考えもある。

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots

◎キンポウゲ目 Ranunculales

◎キンポウゲ科 Ranunculaceae

◎オダマキ属 Aquilegia

APG分類体系V/写真検索
撮影/April,07,2022
「果実」
「果実/袋果」 撮影/April,05,2023
・果実は袋果。2〜4個が上向きにつき、熟すと裂開して種子を出す。
・種子は褐色〜黒褐色、歪んだ卵形で長さ1〜1.3mm。
「裂開した果実」 撮影/April,22,2023
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 他のオダマキ属は「ヤマオダマキ」「キバナノヤマオダマキ」「オオヤマオダマキ」など。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。「ヒメウズ属(Semiaquilegia)」とする考えもあるようです。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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