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イガオナモミ
キク科/オナモミ属
学名  Xanthium italicum 
撮影/September,16,2006

◎キク科、一年草。

◎分布/原産地不明(帰化植物)。

◎高さ/40〜120cm。

◎花期/7月〜10月。

◎生育地/川岸など。

・1950年代に東京で見いだされ、現在は北海道から九州まで見られる。

・茎は直立してよく分枝し、表面には黒紫色の点がある。

・葉は互生。3浅裂して、縁には不揃いの浅い鋸歯がある。


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・果苞は2〜3p、「オオオナモミ」より大きく、カギ状の刺に鱗片状の毛と腺毛がある。

・果実は痩果。果苞の中に2個ある。

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎キキョウ類 Campanulids
 (真正キク類U Euasterids U)

◎キク目 Asterales 

◎キク科 Asteraceae

◎オナモミ属 Xanthium 

APG分類体系V/写真検索
撮影/May,28,2014
「果苞」
撮影/October,24,2023
「果苞の断面/中の果実(痩果)」
「左から痩果/果皮/剥いたもの」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間に「オナモミ」「オオオナモミ」「トゲオナモミ」がある。本種の果苞は「オオオナモミ」より大きく、棘と毛が多い。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名 「Xanthium italicum」 → 「Xanthium strumarium ssp. italicum」へ変更。

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