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フトイ(太藺)
カヤツリグサ科/ホタルイ属 
学名  Scirpus tabernaemontani
撮影/June,13,2007

◎カヤツリグサ科、多年草。

◎別名/「オオイ」「マルスゲ」。

◎分布/日本全土。

◎高さ/80〜200cm。

◎花期/7月〜10月。

◎生育地/池、沼、川岸など。

・全体に大きいことからこの名がある。

・茎は直径1〜2pの円柱形で、中に白い髄がある。

・葉はふつう葉鞘だけになる。

・茎先に短い苞を1個つけ、そのわきから4〜7個の枝を出し、さらに分枝して小穂をつける。

・小穂は長さ0.5〜1pの長卵形。 

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---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots
◎ツユクサ類 Commelinids

◎イネ目 Poales

◎カヤツリグサ科 Cyperaceae

◎フトイ属 Schoenoplectus

APG分類体系V/写真検索
※判断自信度 ★★★★★
※メモ イグサ科の「藺(イ)」と同じ仲間と思うかもしれないが、本種はカヤツリグサ科。同じ仲間のホタルイ属には「サンカクイ」「アブラガヤ」「ホタルイ」「カンガレイ」「マツカサススキ」などがある。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
「ホタルイ属(Scirpus)」 → 「フトイ属(Schoenoplectus)」。
学名「Scirpus tabernaemontani」 →「Schoenoplectus tabernaemontani」。

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