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マツバウンラン(松葉海蘭)
ゴマノハグサ科/ウンラン属 
学名  Linaria canadensis
撮影/May,15,2006

◎ゴマノハグサ科、越年草。 

◎分布/北アメリカ原産(帰化植物)。

◎高さ/30〜50cm。

◎花期/4月〜6月。

◎生育地/空き地、道端、芝生など。


・1941年京都で初めて採集され、現在は関東、北陸以西で見られる。

・茎は細く、基部で分枝して直立する。

・根生葉はロゼット状、茎葉は線形で互生する。

・直径約1pの紫色の花を穂状につける。

・果実は2分果。3mmほどの球形で、中に細かい種子が多数入っている。
山野草/写真検索はこちら
ロゼット(根生葉)・若葉/写真検索はこちら

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperm
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎シソ類 Lamiids
 (真正キク類T Euasterids T)

◎シソ目 Lamiales 

◎オオバコ科 Plantaginaceae

◎マツバウンラン属 Nuttallanthus

APG分類体系V/写真検索
「根生葉」 撮影/March,23,2021
撮影/March,30,2021
「茎葉」
撮影/April,19,2021
「裂開した果実(種子が見える)」
撮影/May,11,2021
撮影/May,01,2023
「種子」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 花冠の長さが12oほどになり、中央の白斑がないものを「オオマツバウンラン」と呼ぶそうです。同じ仲間「ウンラン」「ホソバウンラン」など。

2013年12月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系Vでは、「ウンラン属」は「ゴマノハグサ科」から「オオバコ科」へ変更されました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

ウンラン属(Linaria)からマツバウンラン属(Nuttallanthus)へ変わったようです。

2021年3、4月---写真を追加。「オオマツバウンラン」も撮れたので追加しました。

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