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まむしぐさ(蝮草)/テンナンショウ類
サトイモ科、テンナンショウ属の多年草
学名  Arisaema japonicum
撮影/May,18,2003

◎生育地 山地の野原、林。

◎毒のある部分 全体。

◎似た山菜 特にない。

◎間違える時期  春の新芽の時期。秋の球茎。

◎花期  5月〜6月。

・蝮草は天南星(てんなんしょう)の仲間で、天南星は種類が多く、すべてに毒がある。

・花びらのように見えるのは、仏炎苞(ぶつえんほう)で、色、形が少しずつ違い色んな種類がある。

・まむしぐさの名は、茎らしき物の模様が「マムシ」に似ていることから。

・特徴のある花が咲けばすぐに分かるが、新芽の時期には注意する。

・サトイモ科には毒草が多い。「みずばしょう」も有毒。

 
症状 毒成分は、サポニン、シュウ酸カルシウム、コニインで、全草に含まれているが、主に球根。誤って食べると、口に焼けるような刺激があり、炎症を起こす。死に至る場合もある。

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