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モチノキ(黐の木)
モチノキ科/モチノキ属
学名 Ilex integra
撮影/March,29,2013

◎被子植物/双子葉 離弁花。

◎分布/本州(宮城・山形県以南)、四国、九州、沖縄。

◎樹形/常緑高木。

◎樹高/6〜10m。

◎花期/4月。雌雄異株。

◎生育地/海岸に近い山地。
・名は樹皮から鳥もちが作られることから。

・葉は互生。長さ4〜7cm、幅2〜3cmの楕円形〜長楕円形で両端ともとがる。

・花は黄緑色で葉腋のごく短い短枝に束生する。
「雄花」
・雄花では2〜15個、雌花では1〜4個ずつ集まる。花弁は4個、楕円形で長さ約3mm。
・雄花の雄しべは4個、雌しべは退化している。雌花では緑色の大きな子房が目立ち、退化した雄しべが4個ある。
撮影/November,09,2023

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots
◎キク類 Asterids
◎キキョウ類 Campanulids
 (真正キク類U Euasterids U)

◎モチノキ目 Aquifoliales 

◎モチノキ科 Aquifoliaceae

◎モチノキ属 Ilex 

APG分類体系V/写真検索
・果実は核果。直径約1cmの球形で11〜12月に赤く熟す。
・核は4個。三角状楕円形で長さ6〜7mm。

樹木/写真検索
離弁花類(1) (2)
合弁花類・単子葉類・裸子植物
「果実(核果)」
「果実/断面」
「核」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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