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イヌガヤ(犬榧)
イヌガヤ科/イヌガヤ属
学名 Chephalotaxus harringtonia
撮影/March,28,2013

◎裸子植物。

◎別名/「ヘダマ」「ヒノキダマ」。

◎分布/本州(岩手県南部以南)、四国、九州。

◎樹形/常緑低木〜小高木。

◎樹高/3〜5m。

◎花期/3〜4月。雌雄異株、まれに同株。

◎生育地/山地。
・暗く湿った林内に普通に見られる。名は「カヤ」に似ているが、役に立たないことから。
・樹皮は暗褐色。縦に粗く裂けて、短冊状に剥がれ落ちる。

・葉は長さ3〜5cm、幅3〜4mmの線形で左右に2列に並んでつく。表面は暗緑色、裏面に幅の広い2本の白い気孔帯がある。

「葉の裏面」
・雄花は前年の葉腋に6〜10個集まってつけ、直径1cmほどの花序を作る。
・雌花は枝先につけ、広卵形の鱗片のわきに胚珠が2個つく。
樹木/写真検索
離弁花類(1) (2)
合弁花類・単子葉類・裸子植物
「雌花」 撮影/April.04.2013
「雄花」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ イヌガヤ科はイヌガヤ属1属だけの科で、日本には本種の他に変種の「ハイイヌガヤ(C. harringtonia var. nana)」が自生する。

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