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トウカイコモウセンゴケ
(東海小毛氈苔)
モウセンゴケ科/モウセンゴケ属
学名  Drosera tokaiensis
撮影/June,24,2014

◎モウセンゴケ科、多年草。 

◎分布/本州(北陸地方、東海地方、近畿地方〜中国地方東部)、四国、九州。

◎高さ/10〜20cm。

◎花期/6月〜8月。

◎生育地/日当たりの良い酸性の湿地。

・「モウセンゴケ」と「コモウセンゴケ」の中間的な形をしていて、「コモウセンゴケ」の関西型と言われてきた。現在は両者の交配に由来する独立種として扱われている。
・茎はごく短い。
・葉は長さ1〜2cmのスプーン形〜へら形で、基部はくさび形。根出状に出てロゼットを形成する。表面には赤色をした多数の腺毛がある。

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎モウセンゴケ科 Droseraceae

◎モウセンゴケ属 Drosera

APG分類体系V/写真検索
・花はピンク色。花序ははじめ渦巻き状で、しだいに真っ直ぐに伸びる。
・萼片は狭卵形〜卵形。
山野草/写真検索はこちら
撮影/June,19,2023
「花序」
※判断自信度 ★★★☆☆
※メモ APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

正直、「コモウセンゴゲ」との違いが良く解りません。調べるほどに迷ってしまいます。・・・・3つ星です。
両者は種子の大きさで判断出来るようで、「トウカイコモウセンゴケ」は長さ0.5〜0.6mm、幅0.16〜0.22mm。「コモウセンゴケ」は長さ0.3〜0.4mm、幅0.16mm。コモウセンゴケの方が小さいとの事で、次に機会があれば調べてみようと思います。

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