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ヒメコバンソウ(姫小判草)
イネ科/コバンソウ属
学名  Briza minor
撮影/May,14,2006

◎イネ科、一年草。

◎別名/「スズガヤ」。

◎分布/ヨーロッパ原産(帰化植物)。

◎高さ/10〜60cm。

◎花期/5月〜7月。

◎生育地/空き地、野原など。

・小穂が「コバンソウ」に似、小さくて愛らしいことによりこの名がある。江戸時代に帰化し、現在は中部地方以西で見られる。

・茎は直立。葉は長さ5〜15cm、幅3〜10oの線状披針形。

・花序は円錐状で、小さな穂が垂れ下がって多数つく。

・小穂は長さ、幅ともに約4mmの三角状卵形。淡緑色、ときに紫色を帯びる。

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撮影/March,30,2021
撮影/May,22,2023

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots
◎ツユクサ類 Commelinids

◎イネ目 Poales

◎イネ科 Poaceae

◎コバンソウ属 Briza

APG分類体系V/写真検索
「小穂」

・小穂は、4〜8個の小花からなる。

・苞穎は透明で長さ約2mm。護穎は長さ約1.5mm。

・果実は直径0.8〜1mmの円形。淡褐色。

「小穂/苞穎と護穎」
「果実/薄い膜のようなものは内穎」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 小穂は「コバンソウ」より、かなり小さい。そのため、あまり目立たず見過ごしてしまう。良く見ると本当に可愛い。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
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