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 トウガラシ(唐辛子)
ナス科、トウガラシ属の一年草
学名  Capsicum annuum
撮影/August,29,2003

中国名/辣椒(らっしょう)。

別名/ばんしょう、たかのつめ。

◎薬用部位/果実(辣椒、番椒)。

◎薬効/腹痛、下痢、食べ過ぎ、神経痛、しもやけ、足のむくみ、冷え性。

◎花期/7月〜8月。

◎実期/8月〜10月。

・胃腸が冷えている人の腹痛、下痢、食べ過ぎに香辛料として使う。

・冷え性にはを寝る前にお猪口一杯飲む。

・赤唐辛子酒はホワイトリカー(35度)1.8リットルに対して、赤唐辛子20本、レモン5個を使う。レモンは四分割位にして入れ、2周間ほどして取り出し、辛いようなら赤唐辛子も取り出す。蜂蜜で飲み易くしても良い。

「果実」 撮影/August,29,2003
・熱帯アメリカ原産、畑に栽培され、別名「タカノツメ」と言う。温める力が強いので、患部が冷えている時に使用する。辛味は、カプサイシンという成分で、血液の循環を良くする。
・外用として、乾燥品をきざみ、トウガラシの量の約3倍のホワイトリカー(35度)に約1ヶ月漬けたものを患部に塗る。足のむくみには、バケツにぬるま湯と、ちぎった唐辛子3〜4本を入れて、10分ほど足をつける。

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