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センブリ(千振)
リンドウ科、センブリ属の越年草(二年草)
学名  Swertia japonica
撮影/October,17,2003

別名/「いしゃだおし」「とうやく」

◎分布/北海道西南部〜九州。

◎薬用部位/全草「当薬(とうやく)」。

◎薬効/胃腸薬、消化不良。

◎採取時期/秋。

◎花期/8月〜11月。

・全草が大変に苦く、千回振り出しても苦い事からこの名がある。

・日当たりの良い丘陵などに自生する、日本特産の二年草。花期に花をつけたまま抜き取り天日乾燥する。

・胃腸薬、消化不良には、乾燥品に熱湯を注いで振りだし、冷ましてから服用する。または、一日2gを400ccの水で30程煎じて3回に分けて服用する。

・苦味の成分、スウェルティアマリンが、唾液、胆汁、すい液の分泌を促し、胃弱、消化不良、食欲不振に効果がある。

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