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オミナエシ(女郎花)
オミナエシ科、オミナエシ属の多年草
学名  patrinia scabiosaefolia
撮影/September,05,2003

別名/「おみなめし」

◎分布/北海道〜九州。

◎薬用部位/根、全草。

◎薬効/子宮出血、産後の腹痛、下痢、解熱、利尿。

◎収穫時期/10月〜11月。

◎花期/8月〜10月。

・根が生薬で敗醤根(はいしょうこん)と言い、秋に根または全草を採取、乾燥させ煎じて服用する。

・子宮出血、産後の腹痛、下痢などには、一日10gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・解毒、利尿には、乾燥品2gと芍薬(しゃくやく)8gを混ぜて、600ccの水に入れ30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・「オミナエシ」の仲間で「オトコエシ」と言うのがあり、白い花が咲く。同じように、根または、全草を乾燥させたものを敗醤として用いる。

・乾燥させる時に、醤油の腐った臭いがすることから、この名が付けられたと言われている。

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