自然観察雑記帳> >薬用植物 >モモ

自然観察雑記帳/サイト内検索
モモ(桃)
バラ科、サクラ属の落葉低木
学名  Prunus
撮影/June,15,2004
 

中国名/桃(とう)

◎薬用部位/種子(桃仁)、葉(桃葉)、花(桃花)、果実(桃子)。

◎薬効/種子は生理痛、生理不順、便秘。葉はあせも、湿疹。花は、むくみ、尿路結石、便秘。果実は便秘、のどの渇き。

◎実期/7月〜8月。

◎花期/3月〜4月。

・種子は成熟果実の中の核を割って種子を取りだし、天日乾燥する。葉は6〜7月に、花は4月の開花期に、それぞれ天日乾燥する。お腹を温める薬草で、胃腸に熱のある人は多食しない。

・種子は、一日2〜5gを400ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・花は、一日2〜3gを400ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・あせもや湿疹には、葉50gを布袋に入れ、風呂にいれる。

 
中国原産。未成熟の果実は、アミグダリンを含むので食べると青梅と同じ中毒症状となる。

薬用植物索引  有毒植物索引  山菜索引

写真帳へ   健康帳へ

 
 
 
戻る  表紙へ