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クワ(桑)
クワ科、クワ属の落葉高木
学名  Morus alba
撮影/June,09,2004

中国名/桑(そう)

◎分布/北海道〜九州。

◎薬用部位/根皮(桑白皮)、葉(桑葉)、枝(桑枝)、果実(桑椹子)。

◎薬効/根皮は咳、喘息、むくみ。葉は咳、めまい、頭痛。枝は関節痛、むくみ。果実は倦怠疲労、若白髪、不眠、かすみ目、便秘。

◎採取時期/下段記載

◎花期/4月。

・根皮は秋から冬に掘りとって皮を剥ぎ、白い部分だけ天日乾燥する。葉は晩秋の頃、枝は初夏、果実は夏に採集して天日乾燥する。胃腸が冷えやすい人は服用しない。山菜・採取方法はこちら。

・それぞれ一日5gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・実は果実酒にしても良く、滋養強壮に効果があり、3〜4倍量のホワイトリカーに、6〜8ヶ月漬ける。

「雌花」 撮影/April,21,2004
・蚕の餌用に身近に植えられていたが現在は減って里山に放置されたものが野生化したものが見られる。

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