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ガマ(蒲) |
ガマ科、ガマ属の多年草 |
学名 Typha
latifolia |
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別名/「みすぐさ」
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◎分布/北海道〜九州。
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◎薬用部位/花粉(蒲黄)。
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◎薬効/下血、吐血、切り傷、やけど、痔、尿道炎。
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◎採取時期/6月〜8月。
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◎花期/6月〜8月。
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・池や沼に生えていて初夏の花期に花粉を採取して利用する。天日で干したり、軽く炒って乾燥させると長期保存が出来る。
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・下血、吐血には、乾燥した花粉2〜3gを布袋などに入れた後、400ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。
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・切り傷、やけど、痔には乾燥した花粉を塗布する。
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・尿道炎には、乾燥した花粉10gを温かい酒で服用する。
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・「因幡の白兎」、昔話のウサギの傷が治ったように、止血作用がある。穂の大きさが違う「コガマ」や、穂の雌花と雄花の付き方が違う「ヒメガマ」も同様の効果がある。生薬には採取しやすい「ヒメガマ」の花粉が利用される。 |
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