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サルスベリ/百日紅
ミソハギ科、サルスベリ属の落葉広葉高木
学名  Lagersrroemia indica
撮影/August,28,2001

◎別名/ヒャクジツコウ。

◎花期/7月〜9月。

◎適地/東北南部以南の本州、四国、九州。

・つるつるした美しい幹肌で、サルでも滑り落ちてしまうと言うのが名の由来。

・日当たりと水はけの良い場所を好む。

・花は新梢の先につくので、冬2月〜3月に小枝や3cm程の枝を切り詰め、新梢の発生を促してやる。

【鉢植え】

・高さ2m程の大鉢仕立て、スタンダード仕立が良い。盆栽も可。
植え替え/3月〜4月、10月下旬〜12月上旬。
剪定/適期3月〜4月、萌芽前に行う。10月下旬〜12月上旬。
水やり/普通に乾いたら与える。夏は、水ぎれに注意。
肥料/5月、9月に大粒の化成肥料を6号鉢あたり5〜6粒。
病害虫/うどんこ病。葉の表面にうどん粉のようなものが一面に広がる病気。高温多湿の環境でよく見られる。発生したら、初期から月2回程、キノキサリン剤、ベンレートなどを散布し防除する。
ふやし方/根ぶせ。小指大の大きさの根を切り取り、長さ10cm程にし、根の先伸びる方向をナイフで切り戻す。小粒赤玉土に平行に近い位斜めにさす。根の頭が少し見える位土を足し、表面を水ゴケで覆って乾燥を防ぐ。実生はタネを乾燥状態で貯蔵しておき、翌年の4月に蒔く。開花まで4〜5年かかる。一歳サルスベリとして、販売されいてるタネは、蒔いた年の夏に花が咲くので、数本寄せ植えにすると良い。

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