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ハイドランジア/西洋アジサイ
ユキノシタ科、アジサイ属の落葉広葉低木
学名 Hydrangea macrophylla
撮影/June,02,2004

別名/ガク。

◎花期/6月〜7月。

◎適地/東北以南の本州、四国、九州。

・アジサイが中国を経てヨーロッパに入って、品種改良されて出来たものが、ハイドランジアの名で世界中で利用されている。ハイドランジアは、アジサイと比べて、やや寒さに弱い。

・アジサイは、日本原産の花木で、ガクアジサイから変化した園芸種。

・アジサイの花は、6月〜7月に咲き、手まり状の花は、初めは緑白色で、のちに淡紅色から淡青色に変化するものが多く、別名シチヘンゲと呼ばれる。

【鉢植え】 (ハイドランジア)

剪定/花後すぐ〜7月下旬までに、1〜2節残して節のすぐ上で切る、細く弱い枝は付け根から間引く。夏〜秋に花芽ができて休眠し、春にその花芽からさらに開花枝が伸びて花をつけるので、冬に枝の先端部を切る事は、花芽を落とす事になるので禁物。
植え替え/6〜7月の剪定と同時、根鉢をくずさないように、一回り大きな鉢に植え替える。青花種は、荒木田土5、ピートモス3、川砂2の混合土。赤花種は、ピートモス(酸性土)の代わりにバーミキュライトを用いる。植え替え後は、1週間ほど明るい日陰に置き、水切れに注意して育てる。
水やり/鉢土を乾かさないようにたっぷりと与える。
肥料/4月〜9月まで、規定倍率に薄めた液体肥料を、週一回の割合で施す。
病害虫/特にない。
ふやし方/さし木。5〜6月頃、葉を2枚付けて一節ごとに切り、赤玉土か鹿沼土にさす。容易に発根する。

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