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くさのおう(瘡の王)
ケシ科、クサノオウ属の越年草
学名  Chelidonium majus var. asiaticum
撮影/May,22,2003

別名  草の黄

◎生育地  山地、平地の道端、草地。

◎毒のある部分 全体。

◎似た山菜・木の実  特にない。

◎間違える時期 春の新芽の時期。

◎花期  4月〜7月。

・昔、この植物の汁を、皮膚病の治療薬に使った事から「瘡(皮膚病)の王」と名付けられたというがはっきりしない。

・茎は中空で、葉と茎に毛が生え、全体に粉白色をおびている。葉や茎を折ると、黄色の汁がしみ出てくる。

・山野草「クサノオウ」。

症状  毒成分は、ケリドニン、プロトピン、ベルベリンなど。接触性皮膚炎で、汁がつくとかぶれる。誤食すると、胃腸がただれ、呼吸麻痺などをおこす。

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