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カキ(柿) |
カキノキ科、カキノキ属の落葉高木 |
学名 Diospyros
kaki |
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中国名/柿(し)。
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◎薬用部位/葉(柿葉)、へた(柿蒂)、柿渋(柿漆)、果実(柿子)。
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◎薬効/葉は咳、出血。へたはしゃっくり。柿渋は高血圧予防。果実は咳、二日酔い。
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◎旬/10月〜12月。
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◎花期/晩春〜初夏。
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・葉は夏にとって天日乾燥する。果実は生食。へたは天日乾燥する。柿渋は青い果実をすりつぶして水を加え、2〜3日放置して汁をとり、ビンに詰めて一年ほど置いて作る。へた以外は、体の熱をとる薬草なので、冷え性や下痢をしやすい人は服用、生食しない方が良い。
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・葉はフライパンで炒って急須に入れ、お茶代わりに飲む。
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・へたは、一日10gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。
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・柿渋は一日1回お猪口で一杯を飲む。
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・カキは、ビタミンAとCが豊富で、疲労回復や風邪、高血圧予防、癌予防、老化防止などに効果的。渋みの成分タンニンが、鉄分と結びついて貧血を起こし易くするので、貧血の人は多食しないようにする。葉には、ミカンの30倍のビタミンCが含まれている。 |
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