自然観察雑記帳> >薬用植物 >ハコベ

自然観察雑記帳/サイト内検索
ハコベ(繁縷)
ナデシコ科、ハコベ属の越年草
学名  Stellaria neglecta
撮影/March,18,2003

中国名/繁縷(はんろう)

◎分布/北海道〜九州。

◎薬用部位/地上部の全草(繁縷)。

◎薬効/歯槽膿漏の予防、歯痛。乳汁分泌不足。

◎採取時期/3月〜9月。

◎花期/3月〜9月。

・開花期に刈り採って天日乾燥する。

・一日5gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。乳房や乳首が張って、つまって乳が出ない時に良い。

・歯槽膿漏の予防には、乾燥し粉末にしたものに等量の塩を混ぜて、歯ぐきにすりつける。歯痛には、生の葉を噛んでいると良い。

・野原、道端に生えている、春の七草のひとつ「はこべら」のこと。春の七草は「せり」「なずな」「おぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」。山菜・採取方法はこちら。

薬用植物索引  有毒植物索引  山菜索引

写真帳へ   健康帳へ

 
 
 
戻る  表紙へ