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アケビ(木通)
アケビ科、アケビ属のつる性木本
学名  Akebia quinata
撮影/July,15,2003

木通(もくつう)

◎分布/本州〜九州。

◎薬用部位/茎、木質化した蔓(木通)、果実(八月札)。

◎薬効/茎は、むくみ、膀胱炎。果実は、尿路結石、睾丸腫瘍。

◎採取時期/9月〜11月。

◎花期/4月〜5月。

・茎や蔓は秋に、果実は9月〜11月に成熟したものを採って天日乾燥する。内蔵の熱をとり尿を出す薬草。胃腸が冷えやすい人、患部が冷えている人は服用しない。山菜・採取方法はこちら「アケビ」 「ミツバアケビ」

・むくみ、膀胱炎には、乾燥した茎、蔓5〜10gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・尿路結石、睾丸の痛みには、乾燥した果実10gを600ccの水に入れ、30分ほど煎じて3回に分けて服用する。

・成分にサポニンを含み、漢方では消炎、利尿、鎮痛などの処方に用いる。

撮影/October,17,2003
 
写真は「ミツバアケビ」。

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