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ホトトギス(杜鵑草)
ユリ科/ホトトギス属
学名  Tricyrtis hirta
撮影/September,15,2011

◎ユリ科、多年草。

◎分布/北海道(南部)、本州、四国、九州。

◎高さ/50〜100cm。

◎花期/8月〜10月。

◎生育地/高原、山地の日陰地。

・花びらの紫色の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ている事から名が付いたと言われている。

・茎には褐色の毛が密生する。

・葉は長さ8〜18cm、幅2〜5cmの長楕円形または披針形で先は尖り、基部は茎を抱く。

・葉腋に1〜3個の花を上向きにつける。花被片は斜めに開く。

・花被片は6個で長さ2.5〜2.7cm、内側に紅紫色の斑点が多数あり、下部には黄色の斑紋がある。

・果実は刮ハ。
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撮影/September,24,2020
「茎を抱く」
「若い果実」

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎単子葉類 Monocots

◎ユリ目 Liliales

◎ユリ科 Liliaceae

◎ホトトギス属 Tricyrtis

APG分類体系V/写真検索
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 同じ仲間「ヤマジノホトトギス」「ヤマホトトギス」「タイワンホトトギス」など。本種は、花被片が完全に開き切らず、斜め上を向いている、花糸や花柱にも紫色の斑点がある。

2011年9月---8年ぶりに写真を入れ替え、追加しました。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

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