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ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
タデ科/タデ(イヌタデ)属
学名  Polygonum capitatum(Persicaria capitata) 
撮影/January,02,2007

◎タデ科、つる性多年草。

◎分布/ヒマラヤ地方原産(帰化植物)。

◎長さ/約50cm。

◎花期/9〜11月。暖地では周年。

◎生育地/人家の周辺、道端など。

・明治時代に観賞用として導入、ロックガーデンなどで栽培されていたものが野生化している。

・茎は基部から分枝して地を這って広がる。

・葉は卵状の披針形で互生、紫色のV字形の斑があるのが特徴。

・茎先に直径1cmほどの球状の花序をつける。

撮影/May,22,2021

---APG分類体系V(2009年)---

◎被子植物 Angiosperms
◎真正双子葉類 Eudicots
◎コア真正双子葉類 Core Eudicots

◎ナデシコ目 Caryophyllades

◎タデ科 Polygonaceae

◎イヌタデ属 Persicaria

APG分類体系V/写真検索
「果実期」 撮影/December,21,2022
・痩果は3稜形で、光沢のある濃褐色。花被に包まれて熟す。
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「花被に包まれた痩果」
「果実(痩果)」
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 真冬に側溝の中で咲いていた。時より道端でも見かける。耐寒性があり、繁殖力も旺盛らしい。

2014年1月---APG分類体系Vを追加表記しました。
学名「Polygonum capitatum」 → 「Persicaria capitata」。
APG分類体系V/目・科名一覧はこちら。

これまで「タデ属(Polygonum)」とされていたものを「ミチヤナギ属(Polygonum)」や「イヌタデ属(Persicaria)」など、幾つかに分ける見解があるようです。

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